ラブホテルと勘違いしている!?

表題を読まれて、確かにと思われた方はそこでの経験がおありか、夜の公園内を探索された方でしょう。筆者は道産子であります。それも人口8万あまり札幌の近くの小都市です。就職で上京して間もない頃でした。東京生まれ、東京育ちの同期の入社組みで有楽町のガード下でしばし、酒盛りをしておりました。時間もたち、そろそろ帰ろうかと席を立ったときでした、東京出身の同期の者が、面白いところがあるから見に行こうと誘われました。

血気盛んな若者数名で夜の日比谷公園に散歩というか、探索に出かけました。田舎者の私は何も知らずに着いていきました。そこで見た光景は、ベンチというベンチはアベックばかりです。灯りがともっていましたが、堂々とディープキス、ちょっとばかり、カルチャーショック。しかし、そこは若さ故、興味深深、なるほどこれが有名な夜の日比谷公園かと、友人らと一周しましたが、いたるところのベンチで恥らうことなく抱き合っていました。中には、女性の足をスカーフ状のもので隠して、何やら手が動いているような、女性は静かに身を任せ目をつぶって、まさに恍惚感に浸っているような様子でしたね。これは、若い男には刺激が強すぎるというか、うらやましいというか、自分もいつかはなんて思いましたね。

そうこうしているうちに、筆者にも遊び相手の女性ができまして、銀座のちょっとしゃれた店で食事とお酒。時間を見るとまだ大丈夫、そういえば、いつぞやの日比谷公園の光景を思い出しまして、酔いをさまそうと日比谷公園まで誘いました。しかし、どこのベンチも時すでに遅し、座る場所もありません。探しているうちに彼女がそろそろ帰るといいはり、残念無念途中まで電車で送りました。

そんなわけで、筆者は日比谷公園での夜のイタズラには失敗いたしました。残ったのは蚊に刺されて酔った赤い顔、そういえば蚊はアルコールの匂いによってくると後から気付きました。若かりし頃の笑い話のような出来事でしたが、今でも、日比谷公園の夜はあのような光景なのかと昼間近くを通ると思い出しますね。同様な場所としては、新宿西口の新宿公園がありますが、最近はラブホも安くなっているようで、今はラブホでいちゃいちゃですかね。まあ、当時の大胆な若者たちも私と同年齢の世代ですか、私も一度はあのような場所で星を見ながら女性と抱き合ってみたかったですね。

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